マジックアワーばかりじゃないのね
水が恋しくて衝動的に向かった狭山湖。圏央道に乗り1時間車をとばしました。
狭山湖の湖畔駐車場は二つ。第一駐車場とやらに入るが結構混んでいる…
既に三脚を持ったおとうさん達がウロウロ。狭山湖は調子が良ければ富士山が見えるとのことですから、それも納得です。
狭山湖は、人造湖とのこと。
なるほど湖畔の一部が綺麗に護岸されており、屋根やベンチなどもそろったスペースを完備。既に多くのカメラマンがカメラを湖に向けて並んでいます。
状況は、夕日が落ちかけた逆光。
沈む山の稜線すぐ上には分厚い雲が。
空気は若干濁り、金とオレンジの夕焼けが始まっています。
なかなかドラマチックですが、美しいマジックアワーとはならないだろうと踏み、ここ数分で勝負しようと決めました。
陽が落ちても雲が分厚いし、空も澄んでいるとは言えない。
マジックアワーを迎えても、ただの暗いどんよりした湖の写真となるだろうと考えたのです。
その上、多くのカメラマンがいる湖畔ギリギリの護岸エリアを離れました。
人造湖なためか、ストラクチャーに乏しい狭山湖は、手前に陸を入れないと、漠然としたつまらない写真となりそうです。
しかし、護岸されていないワイルドな雰囲気のエリアは2mほどのフェンスが延々と張り巡らされています。
フェンス越しでもいいから手前に陸を入れるか?…
とフェンスをうらめしく睨んでいると…
ん?
ん?ん?
なんとフェンスの針金が拡げられ、小窓が出来ているではありませんか。
拡げられているだけではなく、針金は巧妙に切断されており、レンズを丁度突っ込むことが出来ます。
そして何とか撮ったのが、
湖は手前に陸が入ると締まります。入れないと、記録写真のようになりがちです僕の場合。
逆光はドラマチックですが、色のグラデーションを出すのが難しいので最近あまり好きじゃないです。
そしてマジックアワーを迎えずに帰るなんてシブい。
最近マイブームの携帯待受用も!
2コメント
2016.01.09 23:48
2016.01.09 12:27