曇り空を追いかけた男

Photos with Pentax K-3 @ 50-300 zoom lens

気合い満点で梅雨明けの本日を迎えてみれば、なかなかの晴天。
さて、どこに繰り出してやろうか、最高のマジックアワーをおさめてやる!!!と鼻息荒くリサーチを開始。
候補は淡路島の北淡。
または日本海?…
グルグルと考えを巡らせてたどり着いた答えは…

鳥取県は湖山池。
日本最大の池、湖山池!
駐車場も完備の素敵スポット。ネットに上がった夕焼け見本写真も、憧れの琵琶湖湖北のようでナイス。
淡路島は海開き的な感じで混んでるだろうと踏んだ自分の読みを自画自賛しつつ、クルマを一路鳥取へ。
鳥取道という道路は無料なのにとんでもなく便利、山陽から山陰を縦断するなかなかの道路なのです。
しばらく走っていると、、、

ん?
いや、気のせいだ。ここは山あいだし。



いや、間違いない。曇ってる!

鳥取に入るやいなやまさかの曇天。
そして目的の湖山池、完全なるただのデカい池です。映り込みもなきゃ夕焼けもない。
ヒザを落とし天を仰いでいると一羽のアオサギが岩の上にひらり。
まるで、「ほら、ズームレンズつけてんならオレでも撮りなよ。鳥取は天気が悪くて有名なんだ、もう気軽にカメラなんか下げて来るなよ。」とでもいうようです。

水墨画のような彼の佇まいに感謝しつつパシャり。帰路につきました。

2コメント

  • 1000 / 1000

  • ynagashi

    2016.07.18 23:04

    @wah-鳥さんがいなかったと思うと… ゾッとします。鳥さんは偉大でした。
  • wah-

    2016.07.18 22:50

    ズーム望遠の情報を削ぎ落とす効果が見事に出てる。鳥さんが何かを待っているような期待感にも見えるし、孤独感にも見える。 天気だけはどうしようもない。 これがカメラの最大の壁でもあり、逆に好天を実感できる喜びでもありますな。